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  • 1/14満月:メルマガDIVERSE第163段『小説と音楽』

    1/14満月:メルマガDIVERSE第163段『小説と音楽』

    『小説と音楽』

    「小説に創られる」
    今年2025年の最初の満月です。
    僕は昨年末からの小説読破熱が続いていて、ずーっと小説を読んだり、車移動中はAudibleで小説を聴いてたりしてます。
    なんか、やっと“読める”ようになった気がするのです。
    いや、今までもそれなりに読んでいたとは思うのですが、なんか今までの感覚とは違って、今はどの作品でも、その世界の中に入り浸って、その世界の中を探索している気分なのです。今までは、フィクション=作り物だと想っていたんだと思うのです、あくまでエンタメだと。自分がその作品を享受してるんだと。でも今は、むしろ逆なんです。自分が色んな小説に享受されているとでもいうか。
    そしてその最近の感覚は、むしろリアルとでもいうか、実際の人間に会った時には、いいも悪いも、なんていうか色んな想いが去就すると想うのですが、まさにそれに近い感覚なのです。
    つまり、今、僕の中では、リアルに人と出会うことと、小説と出会うことに、全く差がなくなっている感覚なのです。
    とてもとても不思議な感覚です。
    自分という人間が、新たな人間に、小説に創られていくのです。
    「音楽に救われる」

    https://www.mag2.com/m/0001683502

  • 『死海のほとり』by 遠藤周作(1973)

    『死海のほとり』by 遠藤周作(1973)

    遠藤周作『死海のほとり』読了。
    今から40年前の中学生の時分、塾の国語の問題で出題された一節があまりに気になって、すぐ買って読んだ作品が『海と毒薬』。そこから彼にハマり『沈黙』『反逆』といろんな作品は思春期に読んでいる。と云うことは、そこから40年近く彼の作品には触れていないことになる。
    今回未読だった『死海のほとり』を読んでみて、あまりに衝撃を受けた。きっと今読む作品だったのだ。
    さて、自分はこれから何ができるのだろう。

  • 『魍魎の匣』by 京極夏彦(1995)

    『魍魎の匣』by 京極夏彦(1995)

    京極夏彦『魍魎の匣』読了。
    なんて云うかうまく云えないんだけれど、最近ようやく他人に幻想(理想?願望?拘泥?)を抱かなくなって、小説が(よく)読めるようになった。
    所詮全ての世界は自分の脳内(匣)でどう捉えるか?という自分が自分勝手に創ったフィクションなわけで、ならば現実も空想も本来大差が無いわけで、なんか世知辛い世の中(魍魎)も薔薇色の未来に一瞬で変わる(逆もまた然り)からなんだと想う。
    きっとこの小説のように。

  • 音楽に救われた。

    音楽に救われた。

    1/11
    芥川龍之介がスライを聴いて“お歌が上手”とほざいたと言う

    音楽に救われた。
    やなことがポツポツあって、いっそのこと全部投げ出しちゃうかとか、そんな闇の中にいたとしても、素晴らしいミュージシャンの素晴らしい音楽を体感していると、そこに一筋の光明が射し込んで来て、全幅に拡がって、やがて身体と脳内が光で満たされる。
    そこから自分もまだまだやってやろうって想えてくるんだ。
    今日も音楽に救われた。

  • サザンオールスターズ『THANK YOU SO MUCH!!』@石川県産業展示館4号館

    サザンオールスターズ『THANK YOU SO MUCH!!』@石川県産業展示館4号館

    芥川龍之介がスライを聴いて“お歌が上手”とほざいたと言う

    音楽に救われた。
    やなことがポツポツあって、いっそのこと全部投げ出しちゃうかとか、そんな闇の中にいたとしても、素晴らしいミュージシャンの素晴らしい音楽を体感していると、そこに一筋の光明が射し込んで来て、全幅に拡がって、やがて身体と脳内が光で満たされる。
    そこから自分もまだまだやってやろうって想えてくるんだ。
    今日も音楽に救われた。

    「マチルダBABY」が流れると、僕はいつもその勇気に涙してしまう。

    いつか「マチルダBABY」という作品を書きたい。

    「愛の言霊」今、近くにatelierを構えているので、歌詞が、まさに言霊のように身体と溶け合った。

  • 山下達郎『PERFORMANCE2024』@大宮ソニックシティ大ホール

    山下達郎『PERFORMANCE2024』@大宮ソニックシティ大ホール

    「知性とは冷静さと寛容さだと想う」山下達郎『PERFORMANCE2024』@大宮ソニックシティ大ホール
    ご本人もおっしゃっていたが、いろいろ辛いことがあるけど、この瞬間だけでも愉しみましょう。
    まさにいろんな想いが歌声と共に混ざり合って溶けて解けていく感覚。

  • 『封印再度 WHO INSIDE』by 森博嗣(1997)

    『封印再度 WHO INSIDE』by 森博嗣(1997)

    森博嗣『封印再度 WHO INSIDE』au了。
    S&Wシリーズ5作目。かなりハマっている。
    もう続きが気になって気になって、ちびちび読もうと思ってたのに、結局続け様に聴いてしまった。

  • ブルーナイル/The Blue Nile

    ブルーナイル/The Blue Nile

    ラジオ作家で弊社社長のガッツ高橋と知り合ってかれこれ12年経つが、唯一の彼からの恩恵はブルーナイルを教えてくれたこと。それは物凄く感謝している。
    それ以来、何かを思考するとき、何かを執筆するとき、何かを始めなくちゃならないとき、いつもBGMはブルーナイルから始まる。
    そこから何作も生まれたし、これからも何作も(そしていつしか傑作も)生まれるんだと想う。

  • ⛳️Golf@大厚木CC本コース

    ⛳️Golf@大厚木CC本コース

    ⛳️大厚木CCにて今年初ゴルフ。
    一緒にまわる異業種の方のお話はとても示唆に富む。
    知らないことばかり。

  • 『UNIXという考え方 その設計思想と哲学』by Mike Gancarz

    『UNIXという考え方 その設計思想と哲学』by Mike Gancarz

    今年のやりたいことのひとつがプログラミング言語の習得。SNSで流れてきたホヴィンチさんオススメのMike Gancarz著『UNIXという考え方 その設計思想と哲学』一気読み。
    「できるだけ早く試作を作成する」
    「効率より移植性」
    「過度の対話的インターフェイスを避ける」
    「劣る方が優れている」
    等々、自分の人生設計と哲学にもかなり参考になる考え方だった。