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  • 『海賊とよばれた男(上)』by 百田尚樹(2012)

    『海賊とよばれた男(上)』by 百田尚樹(2012)

    百田尚樹『海賊とよばれた男(上)』au了。
    おもしろい!グイグイ引き込まれる。一気聴き。
    戦後の混乱期から話しは始まり、その塗炭の苦しみの中で海賊・国岡商店(出光興産)が同調圧力に疎外されながらも、果敢に切り込んでいく姿が胸を撃つ。
    氏の小説は『永遠の0』しか読んでいないけど、確かに此の国の悪い面が存分に炙り出される。

  • 記録より記憶に残る雑誌

    記録より記憶に残る雑誌

    5/10
    創刊する雑誌メディアの編集会議を今年に入り出版社で定期的に続けている。
    決めることは山脈のように沢山ある。タイトルはほぼ固まり、内容の精査に、出演者(書き手)のキャスティングに、装丁デザイン等に思考の施行は拡がる。
    テレビは30年以上作ってきたし、自著は出版して10年以上経つけれども、雑誌は初めて。
    プロの編集者さんとのディスカッションは物凄く怒涛の如く鬼のように勉強になる。
    昨夜は皆で飲みに行き、「どうせやるなら記録より記憶に残る雑誌を生み出す」というmission from Godを授かった。
    自分にしか、(多分)やれないだろう手練手管とコネクションと頭脳身体熱量を縦横無尽に使いまくってやろうと誓う。

  • 『銀河英雄伝説1-黎明篇-』by 田中芳樹(1982)

    『銀河英雄伝説1-黎明篇-』by 田中芳樹(1982)

    田中芳樹『銀河英雄伝説1-黎明篇-』au了。
    なるほど👍凄まじくおもしろい!
    学生時代に同級生に熱狂的ファンがいだけど、自分はついぞ通過しなかった銀英伝。
    先日FBの知り合いの方が同様に最近読んだらあまりのおもしろさに驚愕したとポストされていて、「では!」とaudibleで。
    確かにおもしろい!というか、ある種自分的には”歴史×SF”という理想的な小説だ。こういう作品群をいつか生み出してみたいという野望がムクムクと復活する。

  • 『日本の万国博覧会 』第1部「EXPO’70 技術・デザイン・芸術の融合」@国立近現代建築資料館

    『日本の万国博覧会 』第1部「EXPO’70 技術・デザイン・芸術の融合」@国立近現代建築資料館

    『日本の万国博覧会 』第1部「EXPO’70 技術・デザイン・芸術の融合」@国立近現代建築資料館
    自分が生まれた年の大阪万博’70から沖縄海洋博’75、つくば科学万博’85、大阪花博’90、愛知万博’05と五回開催されてるのにどれにも行っていない。
    訪ったのは、上海万博’10(開催前で工事中に取材)とミラノ万博’15、でもとても愉しかった。
    万博は技術・デザイン・芸術の人類のための祭典なんだ。

  • 次のこと

    次のこと

    5/8
    GWはSNSを遮断して、これからのことなどなどを
    🔍虫眼鏡的に、🔭望遠鏡的に、沈思黙考してた。
    本を読んだり、美術館に訪ったり、演劇を観たり、プラモデルを作ったり、研究したり、掃除をしたり、文章を書いたり、江戸川沿いを歩いたり、マリーナで夕飯したり、等々。
    3年後を見据えて考える。
    そしたら、今やってる数々のことの後の、また次のやりたいことが見えてきた。
    世界を愉しもう。

  • 『文書文化論』

    『文書文化論』

    5/7
    午前中に2コマ『テレビ番組制作基礎』『バラエティ番組論』の講義をした後、
    午後には、東大本郷に久々に行き僕の指導教官中村雄祐教授の授業『文書文化論』に参加。
    今日のテーマは“汎用技術”
    相変わらず難しいw
    その関連トピックを列挙したスライド100枚超を高速で解説することで、むしろ俯瞰的に概観を把握しようというジェットコースターにライドしたような授業。
    脳内をフル回転する思考遊戯、身体に学術のGをガツンと体感する。

  • 『φ(ファイ)は壊れたね Path connected φ broke』by 森博嗣(2004)

    『φ(ファイ)は壊れたね Path connected φ broke』by 森博嗣(2004)

    森博嗣『φ(ファイ)は壊れたね Path connected φ broke』読了。
    Gシリーズ1作目。
    S&M、X Xシリーズと来て、ついにGシリーズに突入してしまう。

  • NODA MAPロンドン公演『正三角関係 LOVE IN ACTION』

    NODA MAPロンドン公演『正三角関係 LOVE IN ACTION』

    NODA MAPロンドン公演『正三角関係 LOVE IN ACTION』
    配信で観劇。愉しかった。
    野田さんの舞台は直感で内観に襲ってくる。その余韻が未来永劫続く。
    「カラマーゾフの兄弟」であり「サロメ」であり「広島に原爆を落とす日」でもあり『パンドラの鐘』でもあった。

  • 『ボタニストの殺人(上)』by M・W・クレイヴン(2022)〈早川書房,2024〉

    『ボタニストの殺人(上)』by M・W・クレイヴン(2022)〈早川書房,2024〉

    M・W・クレイヴン『ボタニストの殺人(上)』(早川書房)au了。
    ワシントン・ポーシリーズ5作目。
    下巻はまだaudible化されていない。。。上巻聴き終わったら続きが気になり過ぎる、という懸念を抱きつつも、それでも欲望を抑えられずに聴いてしまった。
    気になり過ぎる。