森博嗣『夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER』au了。
S&Wシリーズ7作目。
偶数章しかなくて、奇数章しかない前作『幻惑の死と使途』と同時期の話。
起こることと想うことの距離。何かが起こる(起こった)という客観性なんて、どんどん揺らいでいく、置き換えられていく。
投稿者: 管理人
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『夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER』by森博嗣
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「C:環境倫理学との未来:ゴミとは一体何なのか?」吉永明弘 ×角田陽一郎【AtoBtoC 知のエンタメトーク019】
①使用期間=耐用期間→ゴミが出ない
②使用期間<耐用期間→ゴミ
③使用期間>耐用期間→文化財や美術品
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その反転を愉しもう
2/21
2024年は自分のテレビマン歴30年で、実はproducerを引退しようと想っていた1年前、そんなんでprofessorを拝命したという経緯でもあった1年(結局ひょんなことから続けることになったわけだけど)。
そしてこの1年間で、いろんな意味で芸能界とテレビ界が大きく変わった年。2001年に始まった師匠が作った『クリスマスの約束』と師匠と作った『金スマ』が期せずして終わった年にもなった。
で、2025年。今年はどんな年になるのだろう。
きっとまだまだ変化していくのだ。
professorというのはとても素敵な職業だ、なってよかったと結構本気で想っている。
そして新たな初めての職もまた懲りずに始めようとも想っている。それと同時に終わることもあるだろうし、それによってライフスタイルも不可逆的に変化していく。
きっといいことも悪いことも起こるだろう。
でもそれらは、気の持ちようで、いいも悪いもいつでも反転できるのだ。
その反転を愉しもう。 -
「B:環境倫理学からの目線:存在と時間のノスタルジア」吉永明弘 ×角田陽一郎【AtoBtoC 知のエンタメトーク019】
「B:環境倫理学からの目線:存在と時間のノスタルジア」吉永明弘 ×角田陽一郎【AtoBtoC 知のエンタメトーク019】
環境倫理学が専門の法政大学吉永明弘教授と対談いたしました。
ぜひご覧ください! -
『The Locked Room』by Paul Auster
Paul Auster”The Locked Room”(1986)
ポールオースター『鍵のかかった部屋』原書で読了。
ニューヨーク三部作をやっと読んだ。
書くという行為は、何かを始めるために、何かを終わらせるようなものだ。三作品ともそれを教えてくれた。
読み終えて、やっと始まった気がする。 -
「A:環境倫理学への招待:人間と自然との関係を問い直す」吉永明弘 ×角田陽一郎【AtoBtoC 知のエンタメトーク019】
環境倫理学が専門の法政大学吉永明弘教授と対談いたしました。
ぜひご覧ください!
#角田陽一郎 #吉永明弘 #環境倫理学
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『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』観た。
なるほど!な構想と展開!
なんかファーストガンダム映画館に観に行った小5の頃のファーストエクスペリエンスを憶い出した。 -
『フーコーの振り子 上』by ウンベルト・エーコ
ウンベルト・エーコの長編2作目『フーコーの振り子 上』(1988.邦訳’93)読了。
14世紀が舞台の『薔薇の名前』と打って変わって、20世紀の出版社が舞台。そこで繰り広げられるテンプル騎士団や十字軍等の圧倒的な幻惑的歴史的オカルト与太話の数々。
そんな蘊蓄を語りたい(遊びたい)が為の場の小説。
エーコにとって小説というのは遊戯場なのだ。心底憧れる。 -
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』
『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』
横浜流星さん凄くいい!なんてったって華がある!
脚本は森下佳子さん(大学の同級生) -
『幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC』by森博嗣
森博嗣『幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC』au了。S&Wシリーズ6作目。作品中の犀川創平助教授の言葉にまさに得心。
「何かに気がついて、新しい世界が見えたりするたびに、違うところも見えてくる。自分自身も見えてくるんだ。面白いと思ったり、何かに感動したりするたびに、同じ分だけ、全然関係のない他のことにも気がつく。これは、どこかでバランスを取ろうとするのかもしれないね。たとえば、合理的なことを一つ知ると、感情的なことが一つ理解できる。どうも、そういうふうに人間はできているみたいだ」