姫路城を訪問。
前回来たのは2013年で平成の大修理中だったので、完成したのは初体感。
先日NHK『新プロジェクトX』にてその修理のドキュメンタリーをやっていたので、とても観たくなったのでした。



2/9 旅
ある目的goalを持つと、〆切deadlineが生じ、やがてそれを処理processし消化digestするだけの連続体sequence=旅journey=人生lifeになって行く。
人生の最後の最大のgoalは死deadなわけで、〆切をdeadlineと云うのは、言い得て妙だ。
それには抗えないとしても、その旅をせめて愉しみたいとは想う。
『パウル・クレー展 創造をめぐる星座 Solitary and Solidary』@愛知県美術館
クレーが観たくて、名古屋に旅する。
最高だったー!
「この世では、私を理解することなど決してできない。なぜなら私は、死者たちだけでなく、未だ生まれざる者たちと一緒に住んでいるのだから。」Paul Klee
2/8
今日は久々細々と些事。
確定申告の資料整理して、
旅の用意でチェーンを買いに行って、
HPの整理整頓して、
犬に散歩連れて行かれ、
関係各所にメールして、
久々、太極拳に行く。身体のバリバリが軽減していく。
自分がやれることなんて些細なことだけど、その些細なプロセスの集合体の中に、実は“始まりのきっかけ”が潜んでいたりするから、人生は侮れない(^^)
田中裕『ホワイトヘッド 有機体の哲学』(現代思想の冒険者たち02,1998,講談社)
松岡正剛さんが示唆するホワイトヘッドの思想を理解したく。
「死せる自然」から、「生きた自然」へと転換する思想。人間は、他の諸存在との有機的なつながりの中で捉えられる。人間も自然も生きた「活動的存在(actual entity)」の連鎖として把握され、それらは常に他の諸存在を内に含みながら、「出来事」として生起する。このように、人間と自然の連帯性を重視する思想が、有機体の哲学である。
映画パーソナリティのコトブキツカサとバラエティプロデューサーの角田陽一郎が芸能界やテレビや映画にまつわることを毎週木曜日22時よりライブトーク!
吉田大八監督『敵』。
筒井康隆作品の真骨頂のメタ“めためた“感を長塚京三さんとモノクロで実写化する。
これは多分、笑いながら、そしてふと我に返りながら、独り観る映画なのだ。
『ダンシング・ヴァニティ』を映画化したい自分としては、その残像も愉しめた。
2/5
旅がしたい。
敢えて云うなら、自分探しの旅がしたいw
でも本当に、旅に出ると、“自分”って見つけられるんだよなー。
ヘーゲル的に云えば、「超感覚的世界」
ホワイトヘッド的に云えば、「抱握」
絵画で云えば、未来派futurismo
「流動性」=「自分」
ずーっと、うろうろしてよ。巡礼してよ。
「ことがらはその目的において汲み尽くされることはなく、むしろその遂行において汲み尽くされる。また帰結は現実の全体ではない。全体はむしろ、その生成とともにある。」
ヘーゲル『精神現象学』序文
京極夏彦『狂骨の夢』読了。
夢か現か、嘘か誠か、正か狂か、いろんな人が、いろんな視点で、いろんな因果を、ごちゃごちゃ語り捲って、もう京極堂に憑物落とされ無いと解らん!ってところで、待ってました!と颯爽と登場。作品舞台が生活圏なので、これまたドキドキする。
森博嗣『数寄にして模型 NUMERICAL MODELS』au了。
S&Mシリーズ9作目。
作者本人の趣味と重なりつつ、異常とは何か?を問われる事件。好きは数寄でもある。好きにしてもOK?