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  • 原稿が“キラキラ”入稿されてくる

    原稿が“キラキラ”入稿されてくる

    9/28
    Tropicの12月創刊号の原稿がポツポツ入稿されてくる。
    ほんとは、
    原稿が“どしどし”入稿されてくる。
    …と云いたいところだけど、正直なところはまだ“ポツポツ”。
    でも、どの原稿も拝読させていただくと、とてもおもしろい!興味深い!キラキラしてる!
    書き手の方々は、講談社の青木編集統括とかなり厳選した方々だから、みんなまさに“読ませる”原稿を書いてくださる妙手な方々です!

    そしてどの原稿も、今一度、考えさせられる。
    それが雑誌名Tropic=回帰線という名称に込めた、まさに“回帰する”という、この新メディアTropicの存立意義=raison d’êtreなのです。

    普段何気なく一般化されてしまっているヒトモノコトオモイについて、改めて回帰して想像してみよう、そしたら新たに見えてくる情景や、新たに浮かんでくる想念で、きっと“知の熱帯”が創造できるんじゃないかなどと、僕は考えているわけです。

    そんな原稿がキラキラ入稿されて来てます!
    早くみなさまに読んでいただきたいです。

    https://tropic-media.jp/contents/cbf2125926ec

  • 『ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η』by 森博嗣(2007)

    『ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η』by 森博嗣(2007)

    森博嗣『ηなのに夢のよう DREAMILY IN SPITE OF η』読了。Gシリーズ6作目。生きるというのは夢なのかもしれない。
    「人を殴れば逮捕され牢に入れられるのに、大勢に武器を持たせて無断で他国へ侵攻しても誰一人罰せられない社会。大勢が、その手法を正しいとさえ信じている。この方法でしか解決ができない。悪魔を取り除くためには、生きた人間を生け贄に捧げなくてはならない。そうすることで、知らず知らずに人間は悪魔になっていく。
    大切だ、尊い、と繰り返しながら、吸い上げられている命。
    そう、まるで零れたインクを拭き取るように。
    綺麗にするために、命が吸い取られる。
    それが、世に言う正義というものの正体なのか。」p.174

  • 『機動戦士Vガンダム①ウッソ・エヴィン』by 富野由悠季(1993)

    『機動戦士Vガンダム①ウッソ・エヴィン』by 富野由悠季(1993)

    『機動戦士Vガンダム①ウッソ・エヴィン』(1993)聴了。
    富野由悠季監督の思想が一番創出されてる作品だと関係者から聞いて、手に取る。

    今まで観たことのあるガンダム作品は、
    ファーストガンダム(TV&映画①②③’81.’82)→Ζガンダム(TV’85)→逆襲のシャア(映画’88)→(だいぶ空いて)→ガンダム00(TV’07’08)→(だいぶ空いて)→ジークアクス(映画&TV’25)

    で、今年になって小説版の
    ファーストガンダム①②③を読み、
    Ζガンダム①②③を読み、只今④の途中。

    てことで、今回のVガンダムは、主人公のキャラもモビルスーツのビジュもよく知らずに読み始めていて、それはそれは体感としてとても新鮮。
    確かに富野由悠季の想いが溢れて出ていて、宇宙世紀シリーズの世界線が理解できる。

    https://tropic-media.jp/contents/ad6b039f1c7d

  • 『あんぱん』とTropic

    『あんぱん』とTropic

    NHK朝ドラ『あんぱん』全話視聴!全話を全部漏れなく観たのは多分自分的にははじめてかもしれない。
    やなせたかしさんを尊敬していて2006年TBS『明石家さんちゃんねる』を作った際にはオープニングアニメを依頼した。家に飾ってるこのバイキンマンは高知のミュージアムで購入した。
    彼が雑誌編集長をしながら55歳でアンパンマンを始めたことを、自分の中では密かにメルマークにしてた、その歳までにIPを産み出したいと。
    ちょうど自分がたまたま今55歳でこの「あんぱん」が放送されて、雑誌Tropicを12月創刊しようとしてて、さらにIPを産み出すプロジェクトも始まった。
    いろんな想いが巡り巡って符合するのです。

    https://tropic-media.jp/contents/702742a88a8a

  • 『絡新婦の理』by京極夏彦(1996)

    『絡新婦の理』by京極夏彦(1996)

    京極夏彦『絡新婦の理』聴了。
    謎→蘊蓄→謎→蘊蓄という連鎖が続く続く。
    姑獲鳥の夏→魍魎の匣→狂骨の夢→鉄鼠の檻と読み継いで五作目に来たけれど、今回の京極堂が一番カッコよかった!

  • 想像して創造してないと、人生タイクツ

    想像して創造してないと、人生タイクツ

    先日、若い方々と話していて、
    「カクタさんどれくらい仕事やってるんですか?」
    って聞かれたので、
    「常時だいたい30個くらいプロジェクト回してるかなー」
    と云ったら、かなり驚嘆(というか呆然?唖然?)された。
    「でも歳喰うと、なんか想像して創造してないと、人生タイクツなんだよ」って付け加えたw

    でも、ホントそう想うのだなら仕方がない。
    「人と会って、何処か行って、話して、観て、聴いて、食べて、遊んで」ってのは、だいぶやって来たし(結果今も物凄くやっているけどw)、それらを人生の“癒しにする”“消費する”“憶い出にする”のではなく、それらの破片が自分の中で窯変されて、ナニモノを創成=プロデュースする“きっかけ”になっちゃうことが、きっと殊の外愉しいんだと想う。

  • Perfume(コールドスリープ後)

    Perfume(コールドスリープ後)

    9/25

    こちらの新メディアTropicのHPが一昨日の秋分の日からひっそりと起動したので、カクタ編集長として呟いてみる。

    今朝のBGMはPerfume

    コールドスリープに入ってしまう彼女たちの東京ドームライブを配信で見て(今更ながら)ノックアウトされてしまったっ!

    世界観と多幸感が半端ない。

    ピカピカとキレキレとフワフワの塩梅が完璧だ。

    コールドスリープから再生した時に、TropicでPerfumeの特集組むぞ!

    アミューズさんよろしくお願いしますっ!

    再生/Perfume/中田ヤスタカ

    最大限界生きたいわ

    宇宙全体が手品いやい

    正真正銘未来以来

    偶然性さえ運命さ

    コンピューターでも解けないわ

    果てしない光線の海

    全身全霊で向かうわ

    再生再生再生成

    https://tropic-media.jp/contents/6d6d8819d879

  • ムーンライダーズ「ANIMAL INDEX and more2025」Live@日本青年館ホール

    ムーンライダーズ「ANIMAL INDEX and more2025」Live@日本青年館ホール

    ムーンライダーズ「ANIMAL INDEX and more2025」Live@日本青年館ホール
    40年前のANIMAL INDEX再現ライブ。
    僕が彼らにはじめて出会ったアルバム。1曲目の“悲しいしらせ”を聴いた瞬間「なんだ、この曲は!?」となった瞬間、僕の人生が変わった瞬間。
    来年はmoonriders50周年!
    僕も準備をしなくては!

  • 『ヤザワ×イチロー 俺たちの失敗』@NHK

    『ヤザワ×イチロー 俺たちの失敗』@NHK

    NHK9/15の特番『ヤザワ×イチロー 俺たちの失敗』観る。
    二十年ぶりに再会した二人、いちいち全部カッコいいな。
    今のイチローと二十年前の永ちゃんと同年齢くらいの今の自分。いろいろ考えさせられる。

  • Perfume Live@東京ドーム

    Perfume Live@東京ドーム

    コールドスリープ前のPerfume Live@東京ドームを配信で観る。
    コンセプトメイクがとてもとてもしっかりしていて、とてもとても至福なアーティスト。