森博嗣『夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER』au了。
S&Wシリーズ7作目。
偶数章しかなくて、奇数章しかない前作『幻惑の死と使途』と同時期の話。
起こることと想うことの距離。何かが起こる(起こった)という客観性なんて、どんどん揺らいでいく、置き換えられていく。
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『夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER』by森博嗣
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『幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC』by森博嗣
森博嗣『幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC』au了。S&Wシリーズ6作目。作品中の犀川創平助教授の言葉にまさに得心。
「何かに気がついて、新しい世界が見えたりするたびに、違うところも見えてくる。自分自身も見えてくるんだ。面白いと思ったり、何かに感動したりするたびに、同じ分だけ、全然関係のない他のことにも気がつく。これは、どこかでバランスを取ろうとするのかもしれないね。たとえば、合理的なことを一つ知ると、感情的なことが一つ理解できる。どうも、そういうふうに人間はできているみたいだ」 -
『封印再度 WHO INSIDE』by 森博嗣
森博嗣『封印再度 WHO INSIDE』au了。
S&Wシリーズ5作目。かなりハマっている。
もう続きが気になって気になって、ちびちび読もうと思ってたのに、結局続け様に聴いてしまった。 -
『詩的私的ジャック JACK THE POETICAL PRIVATE』by森博嗣
森博嗣『詩的私的ジャック』au了。
S&Wシリーズ4作目。読み終わった後のこの清々しい気持ちは一体何なのだろう?
わかることとわからないことが、きっとどちらも描かれているからなのだろうか。