森博嗣『天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?』(2018)au了。Wシリーズ9作目。
いよいよWも佳境で、了るのかと想うと寂しくもある。
それにしても今のAI隆盛でこの作品群を読むと、まさに予言の書で本当に戦慄を覚える。逆に云えば2018年に読んでたらここまでの感慨ではなかったのではないか?と想うと、読書というのは、その作品と出逢うための軌跡が生み出す奇跡なのだ。


森博嗣『天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow?』(2018)au了。Wシリーズ9作目。
いよいよWも佳境で、了るのかと想うと寂しくもある。
それにしても今のAI隆盛でこの作品群を読むと、まさに予言の書で本当に戦慄を覚える。逆に云えば2018年に読んでたらここまでの感慨ではなかったのではないか?と想うと、読書というのは、その作品と出逢うための軌跡が生み出す奇跡なのだ。


12/15
食後のデザート、選べるとなると全種類いろいろ食べたくなってしまうカクタです、お腹いっぱいでもw
てことで訳あって、自分の来歴を思い返してみて、今まで(自分が)想いついて、(自分で)実現した企画(自著以外)を列挙してみる。これも、お腹いっぱいだ。
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and more…(まだまだ、食べるぞ!)


12/14 乾為天五爻
自分はもう十五年以上、易(八卦)をやっている。
コイン6枚の裏表で陰陽を占う簡単なやり方だけど、64卦×6爻=384パターンの組合せが有り、毎回のその御託宣はその瞬間瞬間の判断のかなりの拠所になっている。
そして、なぜやり続けているかと云えば、はじめてやった時、6枚全部が表の一番の乾為天が出たからなのだ。
そして、今日やったらまた乾為天が出た。
確か乾為天は3回目なのだけど、今回は五爻という、さらにその中でも最強運の卦なのだ。
あるサイトを見ても、
「健やかに飛翔していく。上へ上へと、大きく伸びやかに、活発に積極的に昇っていく。道はどこまでも通じていく、気持ちよく真価を発揮できる段階。」
とある。
そして、実際にその感触も、今確固としてある。
考えてることが、全て連環して、全てがいい方向へ向かってる予兆を感じるからだ。
そんな好運に感動し、皆様に感謝し、人生に感慨して、だからこそ今、新たな決意をしなければ、と今、感服するのです。
きっと次のステージに転換しろいう、それはMission from Godなのだと想う。
変えなくてはいけない、動かなくてはいけない、置き去りにしなくてはいけない、そんな声が脳内に響く。
きっと、それを教えてくれるための、乾為天五爻なんだ。


12/15
NHK大河ドラマ『べらぼう』最終回。
蔦屋重三郎と脚本の森下佳子氏(学生時代の同窓)の諧謔性が細部に渡り存分にべらぼうに発揮された作品でありました。
大変お疲れ様でした。


『リッツォス詩集 括弧』中井久夫訳(みすず書房,1991)
現代ギリシャ詩人ヤニス・リッツォス(1909-1990)の『括弧Ⅰ』(1946-47)、『括弧Ⅱ』(1950-1961)、そして以下の「遥かなる」(1975)を集めた詩集。ネットで進めてる方がいて読んでみたくて。独特の乾きと色彩を感じるのはギリシャとい土地だからか、ハッと胸を撃たれる。
遥かなる
ああ 遥かなる 遥かなるもの 届くことなき遠く深きものよ。
受けとめよ
沈黙せるその物らをば あまさず その非在のうちに。他の者の非在のうちに
近き者よりの危険 近さそのものよりの危険が庭を飾る 赤・青・黄色の電灯を 約束の夜な夜なにかぶせる時
獅子と虎との 半眼に閉ざした眼の檻の中の薄闇に 穿った緑が 燐光を放ち
年とった道化が 暗い鏡の前で化粧にまみれた涙をぬぐって泣こうとする時
ああ 認められない 静かな者よ その湿る長い手のきみよ
見えない 静かな者よ 貸し借りはむろん 義務さえなくて
音楽の支配する 深い不動のうちに
空に釘を打って世界を支えている者よ。


まもなく発刊される講談社の新メディアTropicをはじめ、私カクタがやってるほとんどのプロジェクトは、私が個人事業主のプロデューサーなので、個々人を集めてチームを形成して、デザインして、プロダクトしているわけです。
すると、チームの欲望と個人の欲望との相関関係が生じるわけです。

こんな感じで、例えばαさん個人の欲望の何割かが、チーム(カクタ)の欲望と合致するわけですよね。その部分がつまり、チームの機動力になるわけですが、この「∩」部分が少ないと、なかなか機動性が落ちるわけです。すると実行する上でいろんな軋轢stressが(お互いに)生じるわけです。

例えば、「∩」部分が大きいと、それはそれは企画の機動力も増し、それはさらにクオリティにも反映してきます。
ちなみにチームとは云ってますが、カクタの場合ほぼチーム=カクタです、というか、そうしたくてテレビ局を辞めたわけですから、まあ、つまり個人の皆さんの欲望と、私カクタの欲望の積集合を如何にして大きくするか?ってのが、まさに僕の(そして相手の)課題というか結果=欲望or軋轢になるということなんですね。

で、そのチームに関わる個人というのは、当然複数だったりするわけです。なんなら個人だけでなく、別のチーム(会社、集団、機能)であったりもします。γさんやδさんの欲望は、当然αさんやβさんとは異なるわけですから、
すると、必然的に益々「∩」を大きくするのが難しくなっていきます。
で、多分ほとんどの企業は、それを共通の利益=お金で、束ねているわけです。
でも、重ねて云いますが、チームカクタの場合、それをしたくなくてテレビ局を辞めたわけですから、つまり“お金じゃない欲望”で個々人の欲望を繋ぎ合わせる必要が生じるわけなんですね。
その欲望は、当然、“お金“=ギャラってのもありますけど、“やりがい“ってのもありますし、“将来性”とか“名誉欲”とか、“愛憎”とか、“場の力“とか、たんに“愉しい”とかかもしれません。
今、Tropicのオフィシャルサイトでは、会員制の編集チームを募集しています。
そこは、編集の単なる模倣事ではなく、
本当に貴方の欲望が(何割かは)叶う場にしようという、私カクタの欲望で形成する作業場なわけです。
つまり、一緒に何かを生み出しませんか?
という勧誘でもあり、同時に、
一緒に「∩」を大きくしませんか?
という、未来に向けての発展場でもあるのです。
上手くいくかはわかりませんが、
まあ、やってみようと思っとります!
御参加ゆるゆるとお待ちしております。

12/14 12月の雨の日曜日
そんな寒い朝は、ユーウツな気分になると同時に、なんか吹っ切れてもくる。じっと篭ってるしかないわけで、いつまでも布団に寝っ転がってたりもする。
な感じで過ごすと、“行く末”という漠然としたモノを考えたりもする。
さて、これからどうしよう?
歳重なるとその“行く末“の漠然は蓋然になって行く。老化で身体的視界は歳々ぼやけて行くにも拘らず、成長で脳内的視界は年々クリアになって行く。つまり老化と成長は合せ鏡なんだ。
それは、希望と後悔が折り重なって、喜望と航海が混ぜ合わさって、コレは始めよう、アレは終わらそう、アノ繰り返しはもう止めよう、コノ練り直しはもう諦めよう、とかとか。
新しい出逢いを常に求めていて、実際に新しい出逢いは日常に溢れていて、でもそこから何かを繋げ(ようと努力す)るのが億劫だったり面倒だったり、でもその繋がりを拒絶することでの孤独だったり蠱毒だったりは、それこそ“行く末“を寂しいモノにしてしまいそうだし、とかとかとかとか。
シンデしまおうかと、ウマレテしまおうかとは、常に脳内同居しているのだ。


森博嗣『キウイγは時計仕掛け Kiwi γ in clockwork』(2013)読了。Gシリーズ9作目。
久々の大学モノで犀川&萌絵のやりとりも久々にくっきりとで、やりとりの懐かしい感じが愉しい。


12/11森博嗣『血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null?』(2018)
Wシリーズ8作目。
森博嗣作品は一つの作品として完結しつつ、シリーズごとにまた一つの世界を形成しつつ、各シリーズがさらに折重なっている。本作はその醍醐味を十分に充分に重文に味わいつつ、いよいよWシリーズの核心に迫って来る。つまり、あまりに続きが気になるではないか。


実は今回の新メディアTropic第1号(講談社より12月22日発刊)でも、
小説、エッセイ、イラスト、編集アシスタント、動画ディレクター
その道のプロでない方々が、すでに雑誌デビューしております!
つまり私、角田陽一郎は、編集長でもあり同時にプロデューサーでもあるので、この新紙メディアTropicを通じて、
新たなヒトモノコトのプロデュースを(多メディア展開も含めて)企てようとしております!
自分の出会いたい人と出会う
自分の行きたい場所に行く
自分が出る人にもなる
自分の作品も世に出る
そんな複合的で雑多なhot zone
多分、こんな場所はなかなか無いと思われます、なので創る!
新たな“知の熱帯”へようこそ!
