吉沢亮×中村鴈治郎『スイッチインタビュー』@ ETV
映画『国宝』の舞台裏を話しつつ、歌舞伎役者の血では無い役者の吉沢亮さんep1(6/20OA)と、歌舞伎役者の血を受け継ぐ四代目鴈治郎さんのep2(6/27OA)で、それぞれの役を映画と舞台で演じることへの違いと気概が、映画『国宝』をさらにメタ的に描いていて、凄い番組だった!
これを、このコンセプトで今、放送できるNHKのプロデュース&制作力に、同業者として敬意を表します。


吉沢亮×中村鴈治郎『スイッチインタビュー』@ ETV
映画『国宝』の舞台裏を話しつつ、歌舞伎役者の血では無い役者の吉沢亮さんep1(6/20OA)と、歌舞伎役者の血を受け継ぐ四代目鴈治郎さんのep2(6/27OA)で、それぞれの役を映画と舞台で演じることへの違いと気概が、映画『国宝』をさらにメタ的に描いていて、凄い番組だった!
これを、このコンセプトで今、放送できるNHKのプロデュース&制作力に、同業者として敬意を表します。
6/30水無月晦日
出版社で新雑誌の企画会議。
・とりあえずの企画候補第一陣を固め、それぞれ精査&始動。
・連載記事も書き手をキャスティング。
・編集長の僕がただ逢いたい人を呼んで話を伺う、仮称『カクタの部屋』もゲスト案を話す。
その後飲み屋で、「誰と逢いたいか?」を皆でそれぞれ発表!
こういう雑談から、また発想が爆発するのが愉しい♡
チェスタトン『木曜日だった男 一つの悪夢』(光文社古典新訳文庫)1908年の小説。
なんだ、この作品は!?
やばい!やばい!やばい!やばい!
めちゃめちゃおもしろい!
先日読んだ『ミステリーの人間学』(廣野由美子,岩波新書)で知って、気になって。
作品は、出逢った時がまさに新作!
6/29 思考遊戯
執筆していると、自分のやれることの“些少さ”と“希少さ”を天秤にかけつつ、
構想の浮き沈みジェットコースターに乗ってひゃーひゃー喚いてる自分。
“もうダメだ”と“まだやれる”の脳内シーソーでギッタンバッコンする自分。
でもそんな遊技場では、落ち込む必要は無いし、舞い上がる必要も無い。
ただ遊べはよいのだ、ただ遊ぼう、戯れよう。
内田康夫『遺譜 浅見光彦最後の事件』(上)au了。
浅見光彦いろいろ読みたいのだけど、audibleは数少なくラスト事件へ。内田康夫氏の現代社会への警告も垣間見られる。
森博嗣『日常のフローチャート』(KKベストセラーズ刊)
「一人でいる時が一番楽しい。もし、一人でいる状態を孤独というならば、孤独が楽しいことになる。それから、「寂しい」状況も大好きなので、寂しさを感じる時間も大事だと思っている。寂しいな、なんて感じるのは、綺麗な心というか、侘び寂びの感覚に近い。寂しいときに、素晴らしい発想が生まれることも多い。例えば、素敵な芸術は、孤独や寂しさから生まれるのだろう。そういう体験は貴重だし、このうえない思い出にもなる。」〈第34回 孤独が好きになる理由〉より
森博嗣『εに誓って Swearing on Solemn ε』読了。
Gシリーズ4作目。バスジャックと殺人。結末が気になり一気に読んでしまった。ほんと“読ませる”作品群だ。
廣野由美子『ミステリーの人間学ー英国古典探偵小説を読む』(岩波新書)読了。
愉しかった!ミステリーの系譜を人間学目線で探索するという、この本自体がミステリーになっていて読んでるとワクワクする。紹介されてる『月長石』(コリンズ)、『木曜日の男』(チェスタトン)等々、読んでみたいなー。
6/27
月曜日、海の町を出発→資料作成→『メガロポリス』→雑誌編集の打ち合わせ→キャスティング→起業家と会食
火曜日、講義→編集リモート会議→面接→講義→ゼミ→ゼミ→学生と会食→レポート作成→『ジークアクス』最終回
水曜日、講義→講義→面接→東大で学生→キャスティング
木曜日、編集会議→東大で学生→原稿執筆→『JUNK WORLD』→生配信
金曜日、リモート会議→講義→講義→作品執筆→学生と会食→資料作成
そんな怒涛の一週間を終え、金曜深夜に海の町にようやく帰還。
海の町に入るには長いトンネルを通るのだが、そのトンネルが現と幻の境界線になっている。
この週末は、幻に篭る。