まもなく発刊される講談社の新メディアTropicをはじめ、私カクタがやってるほとんどのプロジェクトは、私が個人事業主のプロデューサーなので、個々人を集めてチームを形成して、デザインして、プロダクトしているわけです。
すると、チームの欲望と個人の欲望との相関関係が生じるわけです。

こんな感じで、例えばαさん個人の欲望の何割かが、チーム(カクタ)の欲望と合致するわけですよね。その部分がつまり、チームの機動力になるわけですが、この「∩」部分が少ないと、なかなか機動性が落ちるわけです。すると実行する上でいろんな軋轢stressが(お互いに)生じるわけです。

例えば、「∩」部分が大きいと、それはそれは企画の機動力も増し、それはさらにクオリティにも反映してきます。
ちなみにチームとは云ってますが、カクタの場合ほぼチーム=カクタです、というか、そうしたくてテレビ局を辞めたわけですから、まあ、つまり個人の皆さんの欲望と、私カクタの欲望の積集合を如何にして大きくするか?ってのが、まさに僕の(そして相手の)課題というか結果=欲望or軋轢になるということなんですね。

で、そのチームに関わる個人というのは、当然複数だったりするわけです。なんなら個人だけでなく、別のチーム(会社、集団、機能)であったりもします。γさんやδさんの欲望は、当然αさんやβさんとは異なるわけですから、
すると、必然的に益々「∩」を大きくするのが難しくなっていきます。
で、多分ほとんどの企業は、それを共通の利益=お金で、束ねているわけです。
でも、重ねて云いますが、チームカクタの場合、それをしたくなくてテレビ局を辞めたわけですから、つまり“お金じゃない欲望”で個々人の欲望を繋ぎ合わせる必要が生じるわけなんですね。
その欲望は、当然、“お金“=ギャラってのもありますけど、“やりがい“ってのもありますし、“将来性”とか“名誉欲”とか、“愛憎”とか、“場の力“とか、たんに“愉しい”とかかもしれません。
今、Tropicのオフィシャルサイトでは、会員制の編集チームを募集しています。
そこは、編集の単なる模倣事ではなく、
本当に貴方の欲望が(何割かは)叶う場にしようという、私カクタの欲望で形成する作業場なわけです。
つまり、一緒に何かを生み出しませんか?
という勧誘でもあり、同時に、
一緒に「∩」を大きくしませんか?
という、未来に向けての発展場でもあるのです。
上手くいくかはわかりませんが、
まあ、やってみようと思っとります!
御参加ゆるゆるとお待ちしております。

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