『灯台へ』by ヴァージニア・ウルフ

ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(1927)鴻巣友季子訳の新潮文庫新訳にて読了。装丁がいい👍
ここまで、これほどまで、凄い小説だったのか。。。言葉もない。
登場して100年も経つのに、(解説にあるように)モダニズム小説の先駆にして頂点。今までこれを読みもせずに50年以上生きてきた自分を夫ラムジーのように恥じたい。
どうせ読むならと最初は原書『To the Lighthouse』を読み始めたんだけど、灯台の光のように話者の視点(vision)がぐるぐる入れ替わっていき、自分の英語力では太刀打ちできなかった。