『イエスの生涯』by遠藤周作

遠藤周作『イエスの生涯』au了。
先日『死海のほとり』を読んで。
小説『沈黙』にも通底する弱さの肯定、イエスこそが無力の愛であり、イエスが何もできなかった人間だったからこそ、キリスト教が誕生したのだという遠藤周作の強い想い(信念)が緊と伝わる。