『TOKYOタクシー』by山田洋次(2025)

山田洋次『TOKYOタクシー』
倍賞千恵子さんは自分の母と同い年なので、寅さんの時から、別の感情移入がある(ちなみに息子役の吉岡秀隆さんも同い年)。そして子どもの頃家族で正月に寅さん観に行って、監督が東大卒で、それを親から聞かされて初めて東大を意識したものだ。
さらに数年前に亡くなった父と最期に観た映画が2019年末の『お帰り寅さん』
つまりどんな台詞でも泣かされてしまう圧倒的に魔法がかかるのが山田洋次作品。今回も。